本の話題でたまに出てくる名前にトーハンというものがありますが、一般の人はトーハンと聞いてもどういうものなのかわからない人がほとんどです。ではこのトーハンとはいったいどういうものなのか。トーハンは日本の出版業界において欠かすことができない企業の一つです。流通業界において常に最先端を進んでいて、日本出版販売とともに二大大手として知られています。
現在日本で構築されている流通システムの先駆けとも言われておいます。書店は本が入荷しなければ商売をすることができません。そして出版社は本を流通させることができなければ、本を売ることができず商売になりません。
この二つの間を取り持つのが流通・取次会社であるトーハンの仕事です。出版社にとって取次の契約を取れるかどうかは生命線と言っても良いくらいです。出版社を作ることなら誰でもできることですが、そこから先に続けていくのがむずかしいのです。自社の本を売るための方法として、書店に持っていって置いてもらえるように交渉するというものがありますが、それで全国展開ができるのかというとむずかしい話です。
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トーハンは私達にとって、あまり耳にしない会社です。しかしこの会社が無ければ、現在書店に豊富な量の書籍があるという状態は成立しないのです。もちろんトーハン以外にも流通・取次の会社はありますが、最大手であるトーハンと日販が欠けてしまったら、日本の出版業界は大変なことになってしまうのです。